現在は金属加工の仕事をしている。
この状況からITエンジニアへの転職を目指してみたのだが、結論としては挫折したので個人的にまとめてみる。
・ITエンジニアで未経験という壁。
IT業界は人手不足、とよくインターネット記事には書かれていて、それを鵜呑みにしていた自分がいたが、世の中不況で、IT業界もやはり即戦力しか求めていない感じ。
未経験のプログラマの募集もあることはあるけど、月15万円程度の給与水準では生活は苦しい。
・30歳という壁。
今まで金属加工でキャリアを積み上げてきた自分にとっては、やはり未経験の業界というのは、採用する側もかなり気を遣うみたい。
今回はIT会社の業務系プログラミング職に応募してみたのだが、最初の面接から、オフィス勤務ではなく、客先(工場)のヘルプデスクを提案された。
もちろん求人には微塵も提示されてない内容だったため、多少は悩んだが選考辞退させてもらった。
というかIT業界では客先に派遣されるケースって珍しくないのだろうか?
製造業で派遣というと、個人的にはかなりイメージ悪い。いつクビになるか分からない不安定な立場というイメージだ。だから断った。
ということで、ボーナスも出ない薄給の会社だが、まだ居続けなければならないようだ。
気を取り直して、県外の求人を見てみると、制御系のエンジニアというのは、それなりに需要があるみたい。
知識はあるので、今の会社で実績を作ってしまえば転職はできそうという希望を持った。
例えば、今ある有人の製造ラインを無人化したとか、画像処理システムで今まで目視検査に頼っていた部分を無人化するとか、そういうことをやっていけばきっと今より高い給料がもらえるはずだ。
ローマは一日にして成らず。
今からでも地道に積み上げていく。
石の上にも三年というが、本気でやれば一年で結果は見えるはずだ。
あと、会社でよく口論になるので、なるべく人と関わらぬよう問題を起こさぬよう努めたい。