CrystalTanuki’s blog

岩手県在住のたぬきもどきがお送りします。

インターネット費用をケチった結果

先月からマイネオのマイそくスタンダードプランに加入し、データ通信の殆どをその回線に頼って生活している。

最大速度、1.5Mbps。

秒速に直すには8で割ればいいから、

1.5/8=0.1875(MB/S)

=187.5(KB/S)

である。

ピンと来ない人も多いと思うが、

youtubeで10分程度の動画、

720p,30fps程度の動画が140MBと考えると、

ダウンロードを完全に終えるまでに

140/0.1875≒747(秒)

≒13(分)

かかる計算になる。

動画の再生時間よりダウンロード時間の方が長い計算になってしまう。

720pという規格自体が高画質に分類されることもある程度に容量が大きいわけだが、それでも一昔前のハイビジョンテレビにドットバイドットで表示するには足りない画質なのである。

だいたいの動画配信サービスの最高画質は1080p、いわゆるフルハイビジョンなのだからもっとデータ容量は大きくなる。

1.5Mbpsという速度はスマホのアプリやらブラウザ側が自動調整してくれているおかげで大きなストレスなく使えているだけで、実際は結構遅い。

PCに繋げてみると分かるのだが、windowsアップデートやらプログラムをダウンロードするための時間が恐ろしいほどにかかる。

1GBのデータをダウンロードするのに1時間半かかるのである。

当たり前のように寝る前にダウンロード開始して、起きたらダウンロード成功したか確認している。

そして調子に乗って10数個のダウンロードを一度に仕掛けてしまうと何個かは失敗する。

1.5Mbpsでは速度制限に引っかかった試しは無いが、3Mbpsのプレミアムプラン?だと3日で10GBのデータ容量制限に引っかかる。おかげで次の日は32kbpsの速度制限。

誇張なしに1日何も出来ない速度である。

 

同様のデータ容量無制限のサービスとして、光回線やホームルーターがある。

これらは月々5000円程度が相場らしい。

そして楽天モバイルだと3300円程度でおつりが来る。

マイネオが990円である。

 

楽天モバイルと比較しても、差額はたった月々2300円。

スマホだけの使用なら特に不満なく使えてしまうであろうことは分かったが、

PCの通信まで賄うにはちょっと厳しさを感じざるを得なかった。

ということで楽天モバイル+SIMフリーのホームルーター、というコンボが通信容量無制限の人権ラインであるとしたい。

 

ホントは光回線を素直に導入すれば良い話なのだが、引っ越し時に相当に手間だったことが忘れられず、モバイル回線に絞って選択しているところ。

光回線だと未だに解約違約金がかかったりキャッシュバックあったりと一昔前の0円ケータイ時代の名残が残っていたりする。

有線回線だから開通工事も撤去工事も必要だし、当時はドコモ光を契約していたのだが、ドコモショップは全く頼りにならず、ドコモ光の担当窓口に電話を繋ぐだけの対応だった。そしてONUの返却もドコモショップではなく、郵送。

今のキャリアショップはただの販売店で、アフターサービスは外部任せ。

激安の中古車を投げ売りして一切修理しない(出来ない)中古車販売店と同じだと感じた。

 

何でも安いが正義だと考えていたが、価格なりの理由があり、目的に合わせてコストを払わないと痛い目を見るという良い経験になった。

以上。