仕事で必要ということで受講した。
なんでもブレーカーの操作するだけでも、労働安全衛生法の規制でこの特別教育が必要らしい。
ブレーカーなんてご家庭にもあるものだし、誰でも操作できるものだろうに。
例えばナイフスイッチみたいな、ちょっと操作を誤るとアーク放電するようなスイッチを扱う機会もあるからこんな講習会があるんだと私は思っていた。
が、ナイフスイッチに関しては一切触れることも無かった。
受講者30数名という場にいた電気工事士は4名程度。
殆どが電気は素人という状態。
感電災害なんか、電気工事する人が最も多いだろうに。
電気工事しない人が感電する危険性・・・よほど古い建屋でもない限り、危険なときはパッと見で分かるレベルだと思う。
そもそも漏電ブレーカー設置してる建物が殆どだし。
古い建屋こそナイフスイッチが設置してあるだろうに。
何を伝えたかったのか。
低圧電気の取扱講習で、特別高圧とか高圧の話を延々として、講師の自己満足でしかなかったと私は思う。
電気工事士がほぼ居ない講堂で特別高圧の話とか、子守唄にしかならんだろうに。
労働安全コンサルタントというものは、自己満足で講義してよい身分なのだろうか。
抗議がないのは、それだけ皆が価値がないか興味ないと思っているからだろう。
とても無駄な時間を過ごした。
私はただただ睡魔と格闘しながら過ごしたが、
これから低圧電気取扱者の特別教育というか講習を受ける人には、
第一種電気工事士のテキストを持参して受験対策の時間に充てるか、
ラノベでも持ち込んで暇潰しすることをオススメしたい。