金属加工の工場勤務から、また金属加工の工場へ転職した。
これで何社目?5社目?
今まではプレス加工だったけど、今度は金型繋がりで鍛造をやることに。
いわゆる、鍛冶屋さん。
給料が飛び切り良いわけでもないし、
製造現場は普通にキツイと思う。
けど、自分で決めたことだから、やり切る。
私のゴールは、機械修理が出来る人を育てるまでと定義したい。
なんでも、機械修理が出来る人が居ないから、定年過ぎたベテランさんを嘱託で雇い続けているらしい。
なんだか、10年くらい前にも別の工場で聞いたことがある話だ。
どこの工場もそんな感じなのかな。
業者を呼ぶとコスト的に厳しく、納期的にも緊急性が高いケース、よくある話だと思う。
機械修理ができる人材が増えれば、
生産性も上がって、
早く帰れる人が増える。
私はそんな形で貢献したいと勝手に思っている。
が、上司という上司は自分の分からないものは叩き潰す傾向があるように思うから、機械修理なんかブラックボックスもいいところで、中途半端な人に手をかけて欲しくないというのが正直なところだろう。仮に人に教えられる程度の仕事してたとしても、部下が居なければ教えることも出来まい。組織的な制約だから、部下を付けてもらえるような仕事をするしかないか。
残業規制で半ば強制的に帰ることになってる会社が多いと思うけど、経営してる側としては売上が厳しいことになってるケースも多いのではないだろうか。
今までは自らブラック労働してきたような人間だが、
「売上をひたすら追い求める」というより
「安定して稼ぐ」ことを重視した会社みたいだから、
とりあえず枠組みに入って役割を全うすることだけを考える。
アイデアはメモして残すにしても、積極的に提案するよりは言われたことを徐々にやっていく方向で考えたほうが良さそうだ。
ただ、今回学んだこととして
・転職活動は在籍中に行うこと
自信の無さは直感的に面接官に伝わるし、給与交渉でも不利。
無職で仕事探してるだけの日々は、誰にも支えてもらってる感覚もなくて、ひたすらに後ろ向きなことばかり考えるようになっていた。
そのせいか、完全に失業してからの面接は全て不採用。
在籍中に応募した会社に採用された結果となった。
・一度に3社、応募すること
同時に3社も応募すると、第一から第三志望までを一気に応募することになるから、個人的にはあまり悩まず求人への応募が出来た。
また、第三希望ともなれば、失礼だが打算的な理由も志望理由に入ってくると思う。
それで面接で少しでも堂々としていられるなら、結果として採用されやすいのではないか。
時間的にも、2社程度の応募だと1週間が暇すぎた。
応募してから結果が出るまで2週間、働き始めるまで少なく見積もって1ヶ月。
「明日から来ていいよ」なんて聞こえてきたのはいつの時代のことだったのやら。
応募件数が少ないほど活動の流れもゆっくりになるから、1週間に3社応募する勢いがあったほうが良いと思った。
・退職理由は一行でまとめる。
退職理由、転職理由は人それぞれだと思う。会社都合であれば一言で済む場合もあるだろう。
私は退職理由を聞かれて、あまりに言いたいことが多くて(その多くは悪口)面接終わった後に何口走ったのか後悔するケースが多かった。
最初から一行でまとめられるくらい、シンプルな理由にすれば困ることも少なかっただろうと思った。
鍛冶屋を定年まで出来る気はしないので、やりながら別の道も模索する。
さあ、出来ることをやろう。