CrystalTanuki’s blog

岩手県在住のたぬきもどきがお送りします。

人の気持ちはシュレーディンガーの猫

量子コンピューターというキーワードに最近ハマっている。

素人なりに量子というものを噛み砕いてみると、

「自分で確認するまでどっちに転ぶか分からないもの」

と表現できると思う。

 

量子を説明するときによく用いられる例えに

シュレーディンガーの猫」

が挙げられると思うが、

これは確認するまで箱の中の猫が

生きているか死んでいるか分からない

という話らしい。

 

ここまでの理解でふと思ったことがある。

 

コミュニケーションもまた、シュレーディンガーの猫ではないかと。

 

心理学を用いて、人の気持ちを推察することは出来るだろう。

ただ、どんなに精度を上げたとしても、

それは確認するまでは本人しか分からない。

そして、それを自分がどう受け取るかによっても

結果は変わる。

 

人の気持ちもまた、

確認するまでは誰にも分からないことなんだと、

そう思った。

 

相手が腹の中で何を考え企てているかなんて、

誰にも分からない。

分からないからこそ、

自分の目の前の出来ることに集中すること、

一つずつ確認すること、

その重要性に気付けたことを、ここに書き残したい。